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#かおる暮らし 10 / 〈メニコン専門スタッフ2名×赤平薫〉第三回座談会 [前半]

第三回座談会メンバー
〈上記写真〉
左:Akira.T(メニコン メディカルアロマインストラクター)
中:Haruka.I(メニコン メディカルアロマインストラクター)
右:赤平薫(アロマセラピスト)
場所 / Menicon Theater Aoi Bldg.9階 ラウンジ

赤平)メディカルアロマインストラクター資格取得者である専門スタッフのみなさんとの対談も今回で三回目となりました。どうぞよろしくお願いします。kaguralが販売されてからも1年経ちます。お二人はアロマを通して生活で変わったことなどありますか?

Akira)私はアロマを取り扱う前はアロマに触れる機会は全くなく、アロマというと好きな香りを自宅で楽しむものと勝手にイメージしていましたが、ココロとカラダのセルフケアとして、重要な役割を果たしていると理解してから興味が湧き、今では自宅だけでなく職場でも気分に合わせて、気軽に試せるようになったと感じています。

赤平)そうなんですね。clear eyesをちょっとシャキッとしたい時に使ったりとか…?

Akira)はい。clear eyesはよく職場でお世話になってます。家だとrelax eyesのひのきの香りでリラックスしています。

赤平)ははは。では栄店に行って、今日なんか爽やかな香りがしてるなぁって時はAkiraさんが少し眠いって時ですね!Harukaさんはどうでしょう?

Haruka)私はもともと香りに関しては苦手な意識が高くて、できれば無香料のものを選んでいたのですが、資格の勉強をした際に香りだけを楽しむのではなく、カラダのことを考えて使ったりもするのだと知って驚きました。アロマは香水や香料とは違い人工的ではない精油だということを初めて知り、天然の精油であれば気持ち悪さなどの副作用も少ないとのことで、アロマでの香りの抵抗がなくなりました。素直に、良い香りだな、と楽しむことができるようになり嬉しく思っています。

赤平)お家でこんな風に使っているとかありますか?

Haruka)私は本当にリラックスしたい時にdream eyesを使用します。作用の勉強もしましたが、どちらかというと好みの香りとして楽しむことが多く、日常的にというよりはなにか贅沢な時間に添えたいです。

日当たりの良いラウンジスペースで

赤平)前はただ良い香りだなぁと選んでたのかなと思うのですが、それぞれの精油の良い影響がわかって選ぶことができるようになりましたよね。ところでHarukaさんから「贅沢な時間」という言葉がでましたが、お二人にとって贅沢な時間というのはどういった時間でしょうか?

Akira)そうですね…。平日の朝はなかなか時間がとれない分、ゆっくりできる休日の朝には珈琲を飲みます。珈琲を飲みながらゆっくりテレビを観たり、音楽を聴くのが至福の時で贅沢な時間です。あとは家族みんなで過ごす時間も贅沢な時間だと感じています。

赤平)朝起きて珈琲の香りで覚醒するっていうのもありますしね。珈琲だと「味覚」も刺激されて目も覚めるし、五感が使われるような気もしますよね。淹れ方にこだわりはありますか?

Akira)自分では効率の良いドリップ式を使用していますが、父がすごく豆が好きでよくプレゼントで豆を送ります。

赤平)素敵ですね…!豆から珈琲をいれるということは、香り=「嗅覚」と味=「味覚」とあと視覚も使って癒されますよね。

Haruka)珈琲が落ちてる感じとか。

赤平)そうそう。あとは豆にふれて用意をする時の「触覚」ですよね。あとはゴリゴリという豆を引く音=「聴覚」で五感をフルに使った時間ですね。たしかにそれは、贅沢な時間かもしれない。やったことがないのでやってみたいと思います!

Haruka)私は舞台鑑賞が趣味でいわゆる推し活をしているので、休日は何かと予定を入れがちですが、それは贅沢な時間というよりは充実した時間なので、そう考えると予定の無い休みが一番贅沢かも。1日1人っきりの全く予定のない時間。そういう日はモコモコの部屋着を着て、好きなおやつとdream eyesを楽しんだりrelax eyesを香りながらドラマを観ます。

赤平)自分だけの時間の中で好きな香りを漂わせて、好きな音楽を聴くのも贅沢な時間ですよね。音楽と香り、「聴覚」と「嗅覚」ってあんまり接点を感じないと思うんですが、今回はそこにスポットを当ててちょっと実験しようと思っているのですが、お二人は”香階(こうかい)”って言葉は聞いたことありますか??

Akira)Haruka) ないです!

赤平)19世紀にイギリスの科学者セフティマス・ピエスさんという方が考案されました。もともと科学者であり調合師でもあったそうで、当時の天然香料を46種類集め、それを音階に当てはめてみたんですって。そもそも香りにもトップノート、ミドルノート、ラストノートというのがあります。一番最初に立ちのぼって来る香りがトップノート、例えば柑橘系。中間に香ってくるその次の香りがミドルノート。例えばラベンダーなどハーブ系が多いです。最後にラストノートといって一番最後まで漂っている香り、それがサンダルウッドだったりローズ、ジャスミンなど重い香り。その3つを上手に組み合わせて香水を作るのですが、精油の世界でもそのようにブレンドします。今日はその香階を使って、電子ピアノで実際に香りを音にするとどんな音色になるかを実験してみたいと思います。私も初めてなので楽しみです!

贅沢な時間は人それぞれ

参考元リンク ▶ 香りと音の物語~ひとりの化学者が作った香階の可能性~│エシカルSTORY(エシカルストーリー)

●#かおる暮らし 10/〈メニコン専門スタッフ2名×赤平薫〉第三回座談会[後半]につづく

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